12月 2018

今年もWAP/AFHの活動を支えて下さった皆さまに心より感謝申し上げます。

皆さまにとってはどのような一年でしたでしょうか。

13年目を迎えた『Happy Doll Project』は今年、全国7箇所を巡り、

患者さんと闘病を支えるご家族や職員の皆さまへ温かな創作の

ひとときをお届けしました。

新たな取り組みとしては、

重度心身障がいの患者さんを対象に

「Happy Art Project」を始動し、

医療的ケアをはじめ日々療育生活を送る皆さんへ

アートに触れるひと時を運びました。

心の底からアートを楽しみ、

それぞれに喜びを伝える最高の笑顔に各地で出会いました。

また、東京都内の子どもの施設にて、落書きが絶えない

心が荒れている子どもたちの施設を

心安らげる空間にしたいと、

アートリノベーションプロジェクトを開催しました。

一方、東北では各地域の要請によるアートプログラム企画・開催の他、

障がいの有無・種類を超えて集い・繋がるボーダレスなアートスタジオ

《ワンダーアートスタジオ》にて、

ボーダレスアートの定期プログラムコースを始動させました。

強い個性をもつ少数の受講生を対象としたプログラムは初の試みとなりましたが、

定員以上の申込が寄せられ、現在も開催中です。

今年は2名の受講生が公募展に入選・受賞しました。来年も更なるニーズに

お応えできるよう、運営を続けて参ります。

熊本の子どもたちや住民の皆さんの要望にも応えたいと、熊本にも通っています。

現在も様々な問題が起き、各地より相談の声が寄せられています。

可能な限り、現地から寄せられる願いに応えていきたいと思います。

東北・熊本での活動日数は1050日を超え、

現在は六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展

『カタストロフと美術のちから展』にて、

アートによる挑戦を展示しています。

2019年1月20日(日)までの開催となりますので、

ご都合が合えば是非お運び頂けましたら幸いです。

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『六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展

 カタストロフと美術のちから展』

<会期:2018.10.6(土)~ 2019.1.20(日)>

出展者情報:https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/catastrophe/02/index.html

メディア掲載:https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/18591

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12月、病院訪問とお届けが続いていた『クリスマスチャリティ』は

全国9病院へ578個のプレゼントを、『クリスマスカードプロジェクト』では

36病院へ3026枚のカードをお届けいたしました。

今年も無我夢中で走り続けた一年を、見守り、支えて下さった皆さま、

本当にありがとうございました。

2019年には、20年目を迎えるWAPと9年目を迎えるAFHとなりますが、

各地での新しい出会いと再会、アートが起こす奇跡の数々に想いを馳せ、

ワクワクしながら挑戦を続けていきたいと思います。

皆さまに幸せな新年が訪れますことを、

心よりお祈り申し上げます。

高橋雅子

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