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紙袋仮面 (宮城現地チーム・荒町児童館)

顔が入るくらいの白い紙袋を使ってのワークショップ。

紙袋をかぶったあと、目のあたりに印を付け、穴を開ける。

そして、そのまわりに色を塗ったり、シールを貼ったり、厚紙で耳をつけたりと、思い思いの仮面をつくりました。

女の子たちには、やはり可愛らしい長い耳をつけたうさぎちゃんが大人気。

まるで双子のように同じうさぎの絵を描いて並んでポーズをとった仲良し二人組もいました。

使えるものは、なんでも使え!

ポリパイルテープにマジックで色を塗って細く裂き、髪の毛にする技を開発した女の子。

厚紙でしっぽをつくり、自分のお尻にテープでつけるとポケモンになりきった男の子。

児童館職員に「鬼?」と聞かれて、ちょっとムッとしつつ、超ファンキーな「虎」をじっくりと仕上げた男の子など。

どちらかというと、男子チームの方が、技術を駆使し、凝りに凝った作品づくりとなった感じです。

自作の仮面をかぶり、鏡の前でトロリとした表情をうかべる彼らの姿を見るに付け、子どもたちが物語の世界に入るスイッチは、光の速さかもと思ってしまいます。

いつもとは違う何かになって、世界を見る。

紙袋仮面は、ちょっとそのお手伝いになったかなあと感じられた時間でした。

Written by 宮城現地スタッフ Osamu & Satomi

 

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