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ハッピードールプロジェクト(宮城現地チーム・六郷児童館)

極寒、そして雪が舞い散るという悪天候のなか集まってくださったのは、ヨチヨチ歩きのお子さんをもつお母さんたち12名でした。

チョコマカと動き回るチビさんたちに目配せをしながら、ハッピードールはスタート。やはりそこは大人の仕事といった感じで、手順がしっかりとした丁寧な制作過程をみることができました。

布地を選び、つくりたいものの形を線で描き、切り抜き、縫製をすすめる。日頃から知っているメンバー同士ということもあってか、じいちゃん、ばあちゃんのこと。兄弟たちが通う学校のことなどに話を弾ませながらの手仕事となります。

そのあいだ、子どもたちは絵本を見たり、お絵描きをしたりといった感じですが(こちらは児童館の職員の方たちがサポートして下さいました)、そこここで、眠くなったり、転んだり、別の子にママのひざをとられたりと、子どもたちの元気な泣き声も頻繁に響き渡ります。

ぐずる子をおんぶして、また針を動かし始めるお母さんの姿の、格好良くたくましいこと。

チビちゃんに手がかかりすぎて、つくっていたライオンを途中で断念したお母さんには、たてがみ用に選んでいたプリントの布地をプレゼント。「うちでつくるからね!」といううれしい声をいただきました。

キティちゃんや、アンパンマン、うさぎちゃんという定番の他、魔法の杖という大物も仕上がり、ワークショップもお昼頃にお開きとなりました。

しかし、この寒さの中、子どもたちの大部分は裸足なのです。まさに、あの小さなからだに満ちるエネルギーこそ、これからに向かっての力強さ。そんな感じがするのでありました。

Written by Osamu & Satomi

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