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宮城県七ヶ浜町

3日目に行った七ヶ浜の避難所は、
支援物資等が行き届いている様子でした。

そのせいか、みんなハッピードールに参加しているときは、
思い思いのものを、楽しそうに作っていたように感じました。
ただ、途中糸が絡まってしまうと、イライラしたり、
大学生のボランティアの方が「何作ってんの~?」
と優しく声をかけてくれた後に、
「あいつ、いちいちうるせえんだよ」と、
5歳くらいの女の子が言っていたのは、ショックでした。

ちょうど、その時くらいに
1週間の仕事を終えた医療チームが、
被災者の方達に見送られるところだったのですが、
その中で、60歳くらいの男性が毅然とした態度で、みんなを集め、
敬意を払ってお礼をしていた姿に感動しました。

私は、その姿を拝見できた事は、
自分の中で、大きかったです。
3日間、被災地を回って、いろいろと感じるものもあったし、
被災地の子供だからと、甘やかすのもよくないと思いました。
私は、他人の子供だし、という思いがあり、強く言えないし、
その子が、どんな重いものを抱えているのかも、分かりませんが、
今だからこそ、ゼロから、
人と人との接し方を考え直せるチャンスなんではないかと感じました。

その男性の姿をみて、
ダメなものはダメとビシッと言える、ブレない人になりたいと思いました。
そして、人に対しての感謝の気持ちを、きちんと伝えられるようにという心がまえが、
以前よりも強く持てました

そして、今回出会えた方たちに早速(笑)
感謝です。

私自身、被災地の様子をニュースでみて、

支援物資等を送ったりしていましたが、

やはり物やお金の部分ではなく、

人間なので、心が一番大事だなと痛感しました。

Written by ボランティアスタッフMaru

本日の活動メンバー:写真左から
ARTS for HOPE宮城の現地リーダー、ともえさん、小関さん、さとみさん
天才ドライバー児玉さん、フォトグラファー丸ちゃん(ワタシ)
アーティストの伊藤さん、七ヶ浜在住フォトグラファー松浦さん

以上
皆さま大変お疲れ様でした!

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