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オリジナルカレンダーづくり(宮城現地チーム・荒町児童館)

開始1時間前から暖めてもまだ寒い遊戯室。

そんな事情で、今回は大きな遊戯室の片隅、エアコンの暖かい風の吹き出し口近くにテーブルを並べてのワークショップとなりました。

通常だと14:30頃にはやってきている小学生も、この日は学校の授業内容の都合か、15:00過ぎあたりからポチポチと参加者が集まりだした感じ。

ということで、いつもの「せーの!」で始まるワークショップではなく、三々五々に始まる会となりました。

仙台チームの画材が豊富になり、太さや色がたくさんに揃ったポスカ、マジックペン、クレヨン、色鉛筆、シールなどを思う存分自由に使い、自分だけの2012年のカレンダーを仕上げることができました。

用意していたテーブルに席が確保できないとわかったら、男の子たちは揃って床に新聞を敷き、うつぶせになって絵を書き始めます。今の季節を反映してか、クリスマスモードの絵もたくさん。その他、妖怪やおなじみのポケモンを描く子。各季節の行事を丁寧におとなたちに聞きながら描く子もいました。

もれだすポスカの液体に気が付いた女の子は、なんとドロッピングをスタート。出来上がった作品はとても面白かったのですが、床に少々汚れが。でもこれもご愛敬。ありがたいことに、ポスカの汚れは拭けばすぐに落ちたので助かりました。ただ、次回は床にも養生シートが必要かなあとスタッフは反省です。

5,6人が制作ノリノリモードから収まらず、帰宅時刻もせまっているという児童館職員の呼び掛けにも「まだ、もうちょっと!」の声。予定時間をオーバーでのワークショップのお開きとなりました。

荒町児童館でのワークショップのチラシは、ARTS for HOPEの手作りのものをいつも持参するのですが、なんと今回の「オリジナルカレンダーづくり」は、チラシを持っていったときには、もう定員がうまっていたというありがたい状態。

聞けば、前回のワークショップの際「次はなにやるの?」の質問に、「今度はね、オリジナルカレンダーづくりかな」と私たちがほのめかしたことが、子どもたちの中に噂で広まり、このような事態になったとのこと。

楽しみに待っていてくれるみんながいることに、心から感謝です。

Written by Osamu & Satomi

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