1_事務局メンバー

事務局メンバーからの活動報告です。

ARTS for HOPEの宮城チームリーダー、たかはしさとみさんが
活動の拠点にしている仙台の福祉施設「こぶし」の作品展が
11/3(木)からA/Agallery(千代田区)で開催されます。

地震により「こぶし」が入居していた建物が倒壊。
その中から危険をおかしてやっとの思いで救い出した
作家たちの個性溢れる、貴重な作品群です。

当所代表高橋雅子も
アーティスティックアドバイザーとして参加しています。
是非足をお運び下さい。

A/A gallery(エイブル・アート・ジャパン) (Click!)

 

先日ARTS for HOPEに一通のお手紙と写真が届きました。

差出人は小川伊志郎君、住所はなんとカナダからでした。

伊志郎君はオンタリオ州セントキャサリンズに在住の小学校3年生。バイオリンを4歳から習っており、この夏休みにバイオリンを弾いて募金活動をしてくれたというのです。

同封されていた写真には、公園や街中でバイオリンを一心に弾いている伊志郎君の姿が写されていました。

この温かで真っ直ぐな気持ちと、それを行動に移してくれた伊志郎君のパワーに、スタッフ一同感激してしまいました。

国を越えての支援に、私たちも大きな力をもらいました。伊志郎君、ありがとう!

written by Origa

 

ARTS for HOPEの活動で宮城県気仙沼市を訪れた際、

現地メンバーの小関さんに案内された酒屋で、

奇跡のお酒と遭遇しました。

 

その名も「鼎心(かなえ)」

このお酒は、地元の宮城県本吉・気仙沼地方で作った酒造好適米、
いわゆる「酒米」を100%使用して醸し出された、[本物の地酒]です。

本当の意味で地元に根ざした酒づくりを願い、

『平成の大凶作』と呼ばれた平成5年から3年かけて酒米づくりから挑み、

まさに汗と涙の結晶でようやく完成したのがこのお酒です。

ああ!それなのに!

無残にもあの大震災で、店も何もかもが流されてしまいました。

苦労して開発した酒米づくりさえ、未だ見通しが立っていません。

 

踏まれても立ち上がれ!

プレハブの酒屋で再出発!

 

しかし、奇跡的に守られたお酒がありました。

それが、この「鼎心(かなえ)」でした!

大震災のまさに前日、作りたての「鼎心(かなえ)」を

地下の貯蔵庫に収めたのだそうです。

それが、このお酒を奇跡的に津波から救うことになりました。

現在は仮設住宅に住まわれ、プレハブの仮店舗で懸命に生きています。

そんな大越商店をどうぞ、皆さんも応援して下さい!

大越商店
宮城県気仙沼市本吉町寺谷88-13
(旧 本吉町大谷303)
TEL・FAX:0226-44-2211

 

大越さんは小関さんのもと教え子だそうです。

 

written by Masako

 

 

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