宮城県

宮城県で開催されたプログラム

今回、初めて参加させて頂きました。ツアーの最初のワークショップということで、どのようになるのかな?何人集まるのかな?みんな楽しんでくれるのかな?と、自分自身、初参加ということもあり、会場に着くまではあれこれ思いが交錯していました。

会場に着くと、部屋がちょっと狭いかな?と思うくらい、多くの元気一杯な子供達が集まってくれていました。

早速準備をして、MAYAさんの進行でワークショップは始まりました。MAYAさんのお話を聞いてから、ねこの絵を描いている頃は少々戸惑いが感じられましたが、少し遠慮がちに手に絵の具を付ける所からスタートしたHAPPY PAINTINGで一気に元気が爆発した子供達。実に生き生きとした顔へと変わっていきました。
手に足に、色々な色をつけて、思い思いに自由にキャンパスへつけて行くその光景はその時の参加した皆の心が良く表れていたんじゃないかなと思いました。あまりの楽しそうな姿をみて、周りで見ていたお父さん、お母さん方も密かに混ざってやってみたい!と思われていたかもしれません。

かくいう私も子供達からシャツにズボンに一杯色をつけて貰いました。東京から運転して着いてからのワークショップでしたが、疲れもふっとび元気になる位に私も楽しませて頂きました。盛大に終わった後、来られていた保護者の方々が積極的に手足を洗う等々の片付け作業をお手伝いしてくださり、そのことも印象に残っています。良きワークショップだったからこそでしょう。

本当に良き体験をさせて頂きまして、ここに集まった全ての人に感謝の気持ちで一杯となる時でした。
written by ボランティアスタッフ Keigo

ななみちゃんはヘアバンド

あゆみちゃんはポシェット

 

9月4日、石巻と女川に残る避難所を周って「Happy Doll Project」を行った。
7月に訪れた石巻の門脇中学校では子どもたちと嬉しい再開。
女の子たちは自分が身につける物を自分で作る。
レースの靴下を作りたいというすごいアイディアに、我々の技術が追いつかなかった。
ごめんなさい。

ひなみちゃんはお日様のようだ。今回も私たちを笑顔で迎えてくれた。

さかいさんはカエルをつくった

「みんなが帰ってきますように」願掛けだ

 

そして女川の総合体育館。

避難所の中はボール紙のパーテーションで仕切られていたがおばちゃんたちは仲良しで、
お揃いのマスコットづくりを楽しんでくれた。
そして、私たちの車が見えなくなるまで手を振って送ってくれた。

written by 事務局スタッフYUI

リアス式の海岸線の高台にある鮪沢児童館は、以前は保育所だった建物を利用した
施設です。館から見える海の景色は抜群。津波の影響がないままだったら、磯遊び、
釣りなどを楽しめる、長閑な避暑地といった雰囲気をもった場所でした。


当日は、8月とは思えぬほどの涼しさで、ワークショップも自然の風が心地よく吹き
抜ける部屋で、思い思いのハッピードールづくりを楽しむことができました。
大人グループは、手芸の本に載りそうなほどの、きっちりとした作品づくり。
型紙こそ使用しませんでしたが、布地に下描きをして、ステッチも完璧!
という仕上がりの完成度の高い作品ができあがりました。
こちらは、津波で家を流された方もたいへん多い地区とのこと。大人の女性たち
は、まるで日常の延長上のようにテーブルをかこみ、和気あいあいと話に花を咲かせつつ、
チクチク作業をエンジョイしておられたように感じられました。


子どもたちも、自分がイメージしたものを、さわることができる『モノ』として
つくりあげる時間を楽しんでいただけたように思います。
プロジェクト終了近く、参加者の方々が、何気なく使った布地などを
片づけていかれる姿などを見ると、年齢層が違う家族が一緒に暮らしている環境だと
伝わる土地柄を感じずにはいられなかったスタッフでありました。

written by 宮城現地スタッフ Osamu & Satomi

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