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ちょうどお昼の12時。お昼ご飯を早めにすませた女性たちが、どんどんと会場へと集まってきて、「ハッピードール」はスタートしました。
何度も訪ねたことのある集会所で、みなさんも勝手がわかっているということもあるのでしょうが、参加者の方々はそそくさと自分の座る場所をみつけ、作品づくりをスタートさせます。
全員大人の女性ということもあって、わたしたちスタッフは、針に糸を通すのを頼まれたり、ひもとおしを手伝ったり、好みにあった布地を捜したりといったあんばい。
おしゃべりをしながらの手仕事は、寒い冬の日にはよけいにホッコリとした気持ちになります。
「ハッピードール」といいながら、人形らしきものができたのは2体で、他のみなさんは針山や、ケーナや太鼓のばちを入れる袋、クッションなど、実用的な作品をまたたくまに仕上げてゆきます。
仕上げるまでの真剣さを見ていると、やはり、ものをつくるってことは面白いことなのだと感じさせられます。
ちゃんとお裁縫を習ってきた方達に「指ぬき」がないこと、「ひも通し」や「ゴムひも」などは用意しておいた方がよいとちゃんとご指摘を受け、次回の予約を承ったスタッフでありました。
Written by Osamu & Satomi