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岩手、宮城、福島へ メリークリスマス

Wonder Art Producitonが長年取り組んでいる

「クリスマスチャリティ」と「クリスマスカードプロジェクト」。

全国の有志から集められたプレゼントやメッセージカードを

入院中の子どもたちに届ける活動ですが

昨年からは東北の病院に重点を置いています。

 

今年はARTS for HOPEのメンバーにも

病院へのお届けに協力をしてもらい

12月19日から24日にかけて8つの病院を廻りました。

 

震災で大きな被害を受け、仮設の診療所で開設している

岩手県立山田病院と岩手県立大槌病院。

山田病院

大槌病院

病院の一日も早い復興をお祈りして

全国から届けられたプレゼントをお渡ししてきました。

 

そして岩手県立釜石病院。

病棟の子どもたちのほか、院内保育所の子どもたちにも

プレゼントすることができました。

 

続いて2年目のお届けとなる大船渡病院。

子どもだけでなく、ご高齢の方にもクリスマスカードをお渡ししたところ

涙を流して喜んでくれたおばあちゃまもいました。

いつも温かく迎えてくれる大船渡病院。

院長先生から届いた嬉しいメッセージをご紹介します。

「この度は当院の子供たちや妊婦さんに素敵なクリスマスカードをいただき

ありがとうございました。

当院にいらっしゃる患者さんの中には家族や財産を失くした方だけではなく

直接の被害がなくともこの地に暮らしているだけで心が傷ついている方もたくさんおります。

そのような状態の中で、皆様からのプレゼントは

ほっと一息つける心温まる時間をいただきました。

今後も当地の町と人々の心の復興を応援してください。」

 

宮城県は、気仙沼市立病院と石巻赤十字病院へ

クリスマスカードをお届けしました。

一日中車を走らせ、石巻赤十字病院に到着したのは遅い時間でしたが

2年目の今年もキャンドルナイトで配りたいと

喜んで受け取っていただくことができました。

温かく迎えてくれた副院長先生

 

そして福島。

県立医科大学附属病院はさまざまなアートプロジェクトでご一緒している

ご縁のある病院のひとつ。

カードのお届けも恒例になりました。

 

南相馬市の「絆診療所」は、鹿島区の仮設商店街の一角にある小さな診療所です。

原発の影響で再開の目処が立たない

南相馬市立小高病院の元院長先生が、今年5月に開設され

仮設住宅に暮らす小高の人たちと寄り添いながら、診察を続けられています。

 

今年も岩手、宮城、福島へ

プレゼントとカードを運びながら、たくさんの出会いがありました。

病院職員の皆さま、

プレゼントをご提供いただいた皆さま、素敵なラッピングをしてくださった皆さま、

病院へのお届けにご協力いただいた皆さま、

本当にありがとうございました。

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