1_事務局メンバー

事務局メンバーからの活動報告です。

8月3日 ARTS for HOPE×コーチ・ジャパンのワークショップ  @六本木ヒルズ

おしゃれなブランドショップが並ぶ六本木ヒルズに、果して子ども達は集まるだろうか?

という不安は、始まってすぐに解消。

どんどんチビッ子がやってくる。それも国際色豊か。

英語、フランス語、スペイン語、中国語が飛び交う。

初めから作りたいものが決まっている子、なかなか決まらなくて悩む子、

作っているうちにどんどん創作意欲が沸いて次々に作り始める子、

ザックリ作り上げる子、とことん細かなディテールにこだわる子。

コーチ・ジャパンさんに頂いた廃材の生地は、地味な色合いだったのに、

子ども達の自由な発想でどんどん華やかな花や動物に変身していく。

出来あがったオブジェの塔は、満開のお花が咲いて、凄くきれい。

メッセージカードには、「えがお」という言葉が溢れる。

一生懸命作ったみんなも笑顔だったね。

だから、被災地で見る人の顔もきっと笑顔で溢れるに違いない。

Written by ボランティアスタッフ COCO

7/24から7/26まで、岩手県胆沢郡金ヶ崎町で

2泊3日のアートキャンプ『森のアート海のゲイジュツ』を行いました。

招待したのは、宮城、福島の子どもたち60人。

仙台、石巻、気仙沼、塩釜、大崎、名取、登米、南相馬、白河、いわき、郡山と

これまでにARTS for HOPEが活動を届けてきた様々な地域から

たくさんの子どもたちが集まってくれました。

 

自然の中には、創作のインスピレーションとなる

面白いもの、不思議なものが溢れています。

自然探索で拾い集めてきた葉っぱを使って

まず子どもたちが挑戦したのは「植物の明かり」。

LEDを仕込んだ板に植物をセットすると、温かで優しい光が灯ります。

一見、緑一色に見える葉っぱも

種類ごとに並べてみるとかたちや葉脈が実にさまざま。

「全然ちがう!」と大きな発見があったようです。

素材選びやアレンジにそれぞれのこだわりが伺えます

 

次に挑戦したのが、集めた植物を分類し

その自然素材で作品を再構築する「ランドアート」。

同じ素材を並べるだけで、不思議なアート空間が出現します。

ねじり花にヒントを得た!という作品

幹に葉っぱをはりつけるアイディア

この季節には貴重な赤い葉。集めて並べます

みんなで鑑賞

暑さも忘れて夢中で制作していた子どもたち。

「何もなかったところに新しい生き物が誕生したみたい!」と

驚きを伝えてくれました。

 

2011年3月のARTS for HOPE発足以来、様々な方々に温かなご支援・ご協力を頂いてまいりました。

その中で、ワークショップで使用する物品の寄付も多く頂き、活動に合わせて、東京から車に積み込んで遠征に出る日々が現在も続いております。

先日も、有り難いことに昨年に続き、貴布根様より温かなご支援を頂きました。

箱のなかには、まだ沢山のフェルトが入っています!

この材料で、東北の子どもたちが、何を作ってくれるのか?今から楽しみです!!
この場をかりて、貴布根様に心より感謝申し上げます。

 

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