宮城県

宮城県で開催されたプログラム

摂氏34度の暑さの中、エアコンなしの遊戯室での「オリジナルうちわづくり」の
ワークショップ。
大人たちが汗だくだくでへこたれる中、しかし、バッテリー満タンの子どもたちは元
気いっぱいです。


何描こうっかな~

8月5日、仙台では七夕前夜祭の花火大会があったばかりだったので、題材は「花
火」や、夏らしい「スイカ」「金魚」「雷」などをモチーフに選んだ子どもたちも多く見
られました。
もちろん、人気の「ワンピース」や「ポケモン」のキャラクターを描く子も多く見ら
れた次第。
しかしなかには、漢字をモチーフにした“和”テイストのモダンな作品や、色彩構成
のようなあでやかな作品、戦艦を丁寧に描いたものなど、わたしたち大人が見ても刺激
的な、アートなうちわもたくさん出来上がりました。


画材の特性を活かした手法を見つけたり(油性のクレヨンの上に水彩で描く技な
ど)、失敗した部分をなんとか補おうと工夫をこらしたり(猫の目玉を水彩で描くのに失敗
し、その後そこに別に描いた目玉を貼り付けるなど)、それぞれに考える時間でもあっ
たようです。


くらくらするほどの暑さのなかでのワークショップだったのに、片づけ終わった遊戯室では、すぐにバスケットボール遊びがはじまり、子どもたちの力強さを実感した真夏のワークショップでした。

written by 宮城現地スタッフSatomi

ウサギの目・汽車を縫うのを手伝うこと、弱視の方の目となり縫うこと、
いろんな話をきくこと、トイレ掃除をすること、一緒にゲームをすること、じゃれること、
私にできることはそれくらいでした。
子どもの願い事カードをみて、涙目がわかられないように下を向いてひたすらドールを縫いました。 

街の視察は、これを現実と思おうとするだけでいっぱいでした。
原発の存在の大きさ、その問題が日本につきまとうであろう時間の長さは、
私の想うものよりはるかに大きかった。
現地の様々なことに思いをはせると、自分の小ささを感じずにはいられない。
これからなにができるか、何をすべきか、自分も日本に対し、いい仕事がしたい。

人々には、ほんとうにまっすぐなおもいがあった。

泊まらせてくださった方々に感謝、現地のガールズ&ボーイズたち、スタッフの方々、
本当にありがとうございました。

Written by ボランティアスタッフ Eiko


写真左より:
京都からボランティア参加の小林さん
東京からボランティア参加の小松さん
AFH事務局Masako
山形からボランティア参加の奥山さん
宮城チームリーダー小関さん
鎌倉からボランティア参加の久保さん
東京からボランティア参加の橋爪さん
長野からボランティア参加の廣木さん

 

普段子供を相手にしている訳でもなく、
しかも被災地に行くのは初めてでしたが、
みなさまのおかげで、とても貴重な経験をすることができました。
ありがとうございました。

支援といっても、
物資やがれきの撤去、ビジネスインフラの整備など様々なものがあります。
その中で心のケアは、どの程度必要なのかという実感が湧かず、
今回はそれが体感できれば…と思い参加した部分がありました。

実際参加してみて、物質的な支援と精神的なケアの両方があるからこそ、
被災地が立て直せると確信しました。
特に子供たちの元気は親や周囲の大人の元気にも、
日本の未来にも必要なもの。

3.11以降、私がモヤモヤっとしていて、やりたいと思っていたことに
ぴったりとはまっていて、
Arts for Hopeに出会えて本当によかったです。
また是非参加させてください!

Written by ボランティアスタッフ Nao

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