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うちわ作り(宮城チーム)

摂氏34度の暑さの中、エアコンなしの遊戯室での「オリジナルうちわづくり」の
ワークショップ。
大人たちが汗だくだくでへこたれる中、しかし、バッテリー満タンの子どもたちは元
気いっぱいです。


何描こうっかな~

8月5日、仙台では七夕前夜祭の花火大会があったばかりだったので、題材は「花
火」や、夏らしい「スイカ」「金魚」「雷」などをモチーフに選んだ子どもたちも多く見
られました。
もちろん、人気の「ワンピース」や「ポケモン」のキャラクターを描く子も多く見ら
れた次第。
しかしなかには、漢字をモチーフにした“和”テイストのモダンな作品や、色彩構成
のようなあでやかな作品、戦艦を丁寧に描いたものなど、わたしたち大人が見ても刺激
的な、アートなうちわもたくさん出来上がりました。


画材の特性を活かした手法を見つけたり(油性のクレヨンの上に水彩で描く技な
ど)、失敗した部分をなんとか補おうと工夫をこらしたり(猫の目玉を水彩で描くのに失敗
し、その後そこに別に描いた目玉を貼り付けるなど)、それぞれに考える時間でもあっ
たようです。


くらくらするほどの暑さのなかでのワークショップだったのに、片づけ終わった遊戯室では、すぐにバスケットボール遊びがはじまり、子どもたちの力強さを実感した真夏のワークショップでした。

written by 宮城現地スタッフSatomi

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