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子供たちのパワーに圧倒されっぱなしの2日間でした。
負けずとコミュニケーションするうちに
ふだん出さないような大きな声・身振りで一緒に遊んでいました。
その時間、自分もイキイキしていたようで、何かしてあげるというよりも
逆にこちらが元気をもらってしまった感じです。
しかし一方で、現在の荒浜地区の様子をこの目で見、
そして子供たちが震災をどのように生き延びたかを聞くと
そんな笑顔の下にとても大きなダメージを抱えているだろうことが想像できました。
日常生活が戻ってきても、津波の記憶や
生まれた家・町が消えた喪失感は消えることはないのでしょう。
全く個人的な印象ですが、私の知っている都会の子供と比べて
しがみついてくる子が多いように感じます。
地域差かもしれませんし、どういう気持ちかわからないのですが
少しでも安心できるのであればと思い、できるだけたくさん応じるようにしました。
参加してみて、この活動の意義が大変分かりました。
たくさんの楽しさを子供に与え、記憶を上書きしていくことが必要なのだと
高橋さんの言葉が大変印象に残っております。
震災直後よりも今の方が、現実の厳しさがこたえるようになってきたと
園の先生がおっしゃっていました。
日常生活が戻ってきたらおしまいにできるものではなく
本当に長い期間での支援が必要なのだということが理解できました。
都合がつけば私もまた参加したいと思います。
Written by ボランティアスタッフ Seiji