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アーティストの荒木珠奈さんと一緒に、紙版画のワークショップを
相馬市の小学校でやることになった。
女の子たちの細工は、墨で塗るにはもったいなかったので
版画ではなく、かわいい貼り絵の作品になった。
男の子たちは代わる代わるのぞきに来たが
男の子の遊びに戻って行ってしまった。
何も起こらなければ、小学生の時分で
暮らす土地の素晴らしさに気づくことは
あまりないのに、女の子たちのメッセージには
土地の名前が当たり前のように書かれていて
おとうさんもおじいちゃんも波と一緒に天国に行ったのだ、という女の子は
福島のことをすごく考えるようになった、と言った。
おとうさんとおじいちゃんをなくした女の子は「福島をなおしたい」と何度も言った
なぜだか嬉しいことに、スタッフの背中にも一生懸命メッセージを書いてくれた
written by Yui