ブログ

AFHに参加して

先日、ボランテュアに参加させて頂いた、カメラマンの小倉と申します。

物や出来事を見て、自分なりの解釈で写真にして伝えるのが仕事ではありますが、報道カメラマンではありませんし、普段の自分の仕事では、出版や広告の為の撮影をしていて、対象にしているものが、贅沢な物や奇麗に飾り付けた物ばかりの商業写真です。


今回のボランティアに同行して見て来た光景は、映像では今までもさんざん見て来ていましたが、実際、現場に立ってみると、数ヶ月経って、当初より奇麗になったとはいえ、寸断されて工事中の道や、想像を絶する程の瓦礫の山、すべての物や人々が無差別にあってしまった被害の残酷さに圧倒され、最初に入って行った、方々の苦労は大変なものであったでしょうし、震災前の日常が、いかに満たされて平和であったのか、自分に直接降り掛かっていたらどうなっていたのか、色々と考えさせられました。
状況を伝える為に、許された条件の中ではありますが、丁寧に分かりやすく撮影したつもりです。

自分も、また機会を作って活動に参加したいと思いますし、まだまだ続けて支援していく必要性を強く感じました。

亡くなった方のご冥福と、被害に遭われた方々が早く安心出来る生活に戻れる事を祈ります。

written by ボランティアスタッフ Ogura

ページのトップへ